2020年06月22日

包装の役割

購入出来たのは初めてかも?
先日東京出張時、人形町の鯛焼き屋「柳屋」で人形町名物の鯛焼きを購入する事が出来ました。

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従来このお店で行列の無かった事は記憶にありません、表から見ると珍しく今日の行列は少ないとお店の前まで行くとお店の中に列が折り返してお客様の行列です、鯛焼きですから店内のイートインでの飲食はございません、全て持ち帰りです従って焼き上がりを待っているので購入に至るまでは少々時間がかかります、そんなお店がコロナの影響でしょう誰一人並んでいません、売り切れかと思い恐る恐るお店の中に行くと焼き上がりの鯛焼きが陳列ケースに積み上げられ即買い出来る状態、なんと初めて購入出来ました。
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ここの鯛焼きは天然と言われる手焼きオンリーです、枝切り鋏のような鯛焼き型で一個一個職人が手焼きされています、ですから形も整っていませんしコゲ具合は様々です、味が有る逸品です。

当然出来立て熱々ですから買いたては餡子が熱すぎて火傷する程です、包装は松の薄経木で包みその上から包装紙で包まれいます、ここで問題です。

私は自宅で食べる為京都まで持ち帰りますが、途中我慢できず新幹線車中で一個食べようと・・

なんと包装紙が湿気でベトベト、包装紙は無残にも破れ鯛焼きが一部剥き出し状態。BFCD262D-9726-4934-8631-A11086E857D1.jpg8FA99FBC-1EA6-435C-84D0-F62EAC550CB4.jpg
創業当時からの包装形態なのでしょうが、ちょっと残念でした、包装のやり方の類似品で例えると、大阪551蓬莱の豚饅、ご存知の通り紙製の箱、しかし私達プロの間では単なる紙製の箱ではありません、熱々に蒸し上げられ豚饅は結露がタップリ発生し普通の紙ならボロボロになります、また結露防止に吸水性の高いものを使用すると豚饅自体がパサパサになり味をそこない台無しです、蓬莱さんは適度に吸水し、包装自体を維持出来る特別な原紙を吟味され採用されているのです。

私の幼い頃地元の一銭洋食と言われる駄菓子屋のお好み焼きを持ち帰る場合、なんと新聞紙、広告紙の再利用で直接包装されていました、今思えばなんと不衛生な事がまかり通っていた事か、食べる時にはソースに絡み付いた新聞紙がへばり付き下手すると一緒に口にしてしまう事も。

食品包装とは食品の品質維持、安全衛生を担保する事が最低の役割、この部分を担保し更に見栄え、機能を付加し私達消費者に届ける事がミッションとなります、単純に包んでいたら良い訳ではありません、私達の提供する容器はよく言われることがあります、「あなた達はゴミを売る会社だね」確かに食品を包装している容器、包装は食品を消化した段階でゴミとなり家庭ゴミとして処分されます、しかし包装とは前にも述べました様に食品を安全、衛生かつ美味しい状態を維持し消費者にお届けする無くてはならない機能を果たしているのです、そんな事から今回の鯛焼きの包装について少し触れてみました。

環境、廃プラ問題と世界的に包装やゴミの排出について問題視されていますが、食品包装とは安全、衛生を担保出来ない製品は使用出来ない事を理解しなくてはなりません。

posted by オリカ産業常務取締役 at 06:14| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
包装の役目、全く同感です!
Posted by 後藤 at 2020年06月23日 11:03
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